【白系・強香バラ】ヨハネパウロ2世

ヨハネ・パウロⅡ世
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基本情報

品種名ヨハネパウロ2世
Pope John PaulⅡ
ブランドJackson & Perkins
交配Secret × Fragrant Lace
作出年2008年
耐病性タイプ2(バラの家さん基準)
受賞歴2010年豪アデレード金賞、ベストローズ、ベストHT、芳香賞受賞

カタログ値との比較

育成条件は新潟県(耐寒性ゾーン9a)/最低-5℃~最高35℃/積雪最大1m/鉢植え/南向きのため耐陰性は評価せず

カタログ自宅
樹高×幅1.5m×1.0m0.7m×0.6m
樹形ブッシュ(HT)ブッシュ(HT)
樹勢普通強い
開花性四季咲き四季咲き
花径13cm13cm
香り強香
ティ・ダマスク
強香
甘めのダマスク
うどんこ病普通普通
黒星病普通強い
耐寒性普通弱いかも?
耐暑性強い強い
耐陰性弱い

選んだ理由

ボレロ/アンナプルナと強香白バラ比較したかったため。

オススメ度

長持ちする大変良い香り。意外とふわぁとした甘めのダマスク香。ボレロの方がキリっとしたダマスク香に感じた。

意外と病気に強い。春先、ほんの少しうどんこ病が出るが長引かない。

理由は不明だが虫が付かない。

耐暑性が強い。猛暑でも成長が止まらず、花も咲き続けた。とてつもないお得感。

行儀良く伸びるタイプなので樹形が乱ず、場所を取らない。

樹形

剪定のポイント

冬剪定で樹高の1/2位まで切り戻す。

経過

2023年4月の育成条件

購入時期2023年4月上旬
購入条件大苗
購入場所通販「コマツガーデン Yahoo!店」
台木ノイバラ
植え方コマツガーデン「角鉢6号」
購入時のまま(コマツガーデンの土)
肥料「セレクション薔薇」
薬剤
場所南向きの軒下
マルチング

2023年4月。コマツガーデンオリジナルの角鉢6号で届く。ロゴ入りの硬い段ボールでとても丁寧な梱包。葉がOPPフィルム的なもので養生されて届いたが、この日は4月にしては暖かく、若干蒸れていたようだ。

ヨハネ・パウロ・Ⅱ世(2023.04.02)
ヨハネ・パウロ・Ⅱ世(2023.04.02)
ヨハネ・パウロ・Ⅱ世(2023.04.04)
ヨハネ・パウロ・Ⅱ世(2023.04.04)

2023年5月の育成条件

植え方アップルウェアー「バラ鉢8号」
根鉢はそのままに、周囲に「コマツガーデンの土」を足す
肥料「ヴィコント064」
活力剤「バイオゴールド バイタル」
薬剤「ベニカxガード粒剤」「ベニカナチュラルスプレー」
場所南向きの露地

1番花が終わるまでは鉢増しせず耐えようと思い、風の予報を見ては鉢を出したり引っ込めたり忙しなくやっていた。が、角鉢は風をモロに受けるので諦めて「バラ鉢8号」へ鉢増しを決行。去年は居なかったので油断していたが、周囲にアブラムシが発生し始めたため「ベニカxガード粒剤」「ベニカナチュラルスプレー」で「上下バチルス挟み」を試みることに。

ほんの少しうどんこ病にかかって治り、5月10日、開花。蕾は咲く直前まで緑がかっていてキャベツ感があるが、咲いてしまえばキレイな白。花弁はちょっとしたことで茶色く汚れやすいが、大変良い香りが長く続くので切り時に悩む。5月25日、1番花終了。花枝を半分切り戻し。樹勢は強く、直後から新芽が出始める。

ヨハネ・パウロ・Ⅱ世(2023.05.05)
キャベツ状態のヨハネ・パウロ・Ⅱ世(2023.05.05)
ヨハネ・パウロ・Ⅱ世(2023.05.07)
ヨハネ・パウロ・Ⅱ世(2023.05.07)
ヨハネ・パウロ・Ⅱ世
ヨハネ・パウロ・Ⅱ世(2023.05.10)

2023年6月の育成条件

植え方アップルウェアー「バラ鉢10号」
根鉢はそのままに、周囲に「コマツガーデンの土」を足す
肥料「セレクション薔薇」 「微粉ハイポネックス」
活力剤「ストレスブロック」
薬剤「ベニカxガード粒剤」「やさお酢」
場所南向きの露地

6月18日、6号から10号へサイズアップ。相変わらず旺盛に成長している。

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